水俣病 レポート

水俣病：闘争支援県連絡会議、県救済案を批判　／熊本

　熊本地裁で係争中の水俣病国家賠償訴訟を支持する「水俣病闘争支援県連絡会議」は２５日、県庁を訪れ、県などが提案している新たな水俣病救済策（県案）を批判する申し入れ書を提出した。
　文書は潮谷義子知事あてで、連絡会議の近藤敬一事務局長ら５人が県水俣病対策室の職員に手渡した。
　申し入れ書で連絡会議は（１）県案に関する住民との意見交換会で、県職員が「訴訟原告には医療費が支給されない」との趣旨の発言をした（２）県案は９５年政治決着並みの基準で、県の責任が認定された水俣病関西訴訟最高裁判決（０４年）が反映されておらず法治国家では認められない――などと指摘している。
　近藤事務局長は「県は国賠訴訟の被告。最高裁で勝訴した原告は医療費を受け取っており、住民に訴訟は不利益と思わせるような発言は不適切だ」と話している。【門田陽介】

８月２７日朝刊
（毎日新聞）より引用

 

水俣病のレポートに最近のニュースの事例を使うのはいけるんじゃねーかと思った。